金属筒の内側の塗布ムラの検査となります。
本件ではこの金属筒を回転させることができず、また筒が長い事から通常のレンズを使用した検査手法は使用できません。
エリアスキャンカメラと特殊レンズを使用して、上述の条件を満たして検査を行えるようにしています。
具体的には以下の図のような構成です。
特殊レンズを使用して撮像すると、下表の左側「原画像」のような画像が取得できます。
金属筒内側の上から下までピントボケなく撮像できており、塗布のムラを明るさのムラとして捉えることができています。
画像検査にて自動的にムラを検知した結果を描画したものが、下表右の結果画像となります。
※青色枠:検査範囲 緑色枠:ムラ検出部分
原画像 | 結果画像 |
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以上のように、限られた条件下であったとしても、各機器メーカーと協議しながらご要望に沿うような手法を提案いたします。
当社では、このような画像処理検討・開発はもちろん、自動化装置の設計・製造・据付立上げまで一貫して全てお受けできます。
画像検査・自動化でお悩みの方は、ぜひ当社まで何なりとお問い合わせください。
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