ご貸与いただきました、各ワークに対して、
・銘板シール 型式読取
が良好にできる方法を検討しております。
画像を取得する条件は下図の通りです。
※銘板シールをカメラ正面に正対させ、静止した状態で撮像しています。
取得されたワークの画像は以下のようになります。
若干暗いですが、銘板が均一に明るくなっています。
撮影された画像は、円柱物に貼られているためゆがみがあります。この状態で文字読み取りは困難であるため、チェックパターンを撮影し補正しています。
同じ条件下であれば、チェックパターン撮影は一度のみ実施すればよいので、実際の検査動作にも問題なく適応できると考えます。
テスト結果
前述までの撮像手法で取得した画像に対して、画像処理を行い自動的に文字認識をさせたものを以下に示します。
青枠部分を対象として文字認識させています。
検出結果の画像左上に文字認識結果が表示されており、正確に文字認識できています。
いかがでしたでしょうか。今回は、円筒状の銘板シールの外観検査の自動化事例をご紹介しました。画像検査.comを運営する岡部機械工業では、このような画像処理検討・開発はもちろん、自動化装置の設計・製造・据付立上げまで一貫して全てお受けできます。 画像検査・自動化でお悩みの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
テスト検査のご依頼大歓迎!