金属部品の外観検査自動化の検討です。
検出しなければならない外観異常は、
・メッキなし
・黒点
・キズ
・異物
・寸法不良
・変形
です。
画像を撮影取得する条件は以下のとおりです。
・不良部分をカメラに正対させて 静止し、撮像を行う
・フラットドーム照明をワークに近づけて照射することで、変色部以外の特徴を消す
メッキなし部分のみ暗く、それ以外は均一に明るくなるような画像を撮像しています。画像処理を行い、不良部分を良好に検知しています。
画像を撮影取得する条件は以下のとおりです。
・不良部分をカメラに正対させて 静止し、撮像を行う
・同軸照明をワークに近づけ、 暗視野によりキズ部分のみ光をカメラ側に反射させるような角度にする
青色枠が設定した検査範囲です。この中の傷部分を検出し、自動的に赤色枠で囲んでいます。良好に不良として傷を検知しています。
画像を撮影取得する条件は以下のとおりです。
・不良部分をカメラに正対させて 静止し、撮像を行う
・レンズ鏡筒にスポット照明を差し込み、 同軸照明として使用する
(この場合、よりシビアな正反射光のみが明るく映るようになります。これを利用し、変形部が暗くなるような画像を取得しています。)
画像処理を行い、明るい部分の面積量により変形の有無を判断しています。問題なく、変形部分を検知できております。
今回、ご提供いただいた全サンプルにおいて、検出すべき外観異常を不良として検知することができました。画像検査.comを運営する岡部機械工業では、このような画像処理検討・開発はもちろん、自動化装置の設計・製造・据付立上げまで一貫して全てお受けできます。 画像検査・自動化でお悩みの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
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