カメラ選定のポイント

カメラ視野に収まるワーク と 収まらないワーク(自動車のドアなど) 

大きなワークを一つの視野に収めようとすると、一般的には画素分解能が落ちます。
傷が見たい場合は、それが見える画素分解能にする必要がありますが、カメラの性能や条件的に
1視野に収まらないケースもあります。
収まる場合はエリアスキャンカメラを使うことが可能ですが、1視野に収まらない場合は次の用途で
カメラ選定が決まります。

1)1個1個を検査して個々に合否判定を出す場合
エリアスキャンカメラを使用します。
ワークを移動させて、個々のエリアで傷判定することが可能なためです。

2)連続した面として画像を使用する場合
ラインスキャンカメラを使用します。
例えば車のドアの大きさを測る場合にエリアスキャンカメラを使用すると、連続的に端から端まで
撮影して処理をする必要がありますが、撮影した画像を1ピクセルも差異なく精度よく停止、撮影、
結合することは困難です。

なお、どちらのケースでもワークかカメラをロボットなどで動かす必要があります。

ワークを移動すケースでも同様の発想でカメラを選定します。

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