錠剤の歴史は古く、はるか昔のローマ時代に発明されました。

19世紀の後半になると、技術の目覚しい進歩によって新しい錠剤機が次々開発され、現在一般に用いられているような形態の圧縮錠剤が製造されるようになりました。病院で処方されるお薬、食品ではサプリメントやお菓子に至るまで様々なところで目にします。多くの場面で活用されている分、形も色も様々な形で消費者に提供されていることになります。

外観検査を行う場合、形や色を見ることになりますが、これを人手で行うとなると大変です。特に口に入るものですから、検査漏れを起こすわけには行けません。検査を担当する方々は細心の注意を払いながら目視検査をしなければなりません。

所謂3Kの職場とは違い、食品工場や医薬品工場はきれいな環境ですが、1日に何千何万という製品が作られます。目視検査を続けることはその製品の小ささと数からかなりきつい仕事であることが想像できます。

 昨今騒がれる人出不足の中では、体力的・精神的にきつい仕事にはなかなか人が来ません。入ったとしてもやめるリスクが非常に高いです。それに加え、ベテランといわれる人も高齢化しています。その道のプロとして活躍していた方も、いつ辞めるか分かりません。また、そういったプロは多くの工程を担当することができる場合が多いです。会社としてはこう言った熟練工が会社を辞めることを防ぐ、“やめた場合のリスク”を考えるべき時期に来ていると思います。

今ある技術で出来るところから自動化する。自動化の大前提であります。錠剤は古くから機械で製造されていますし、その検査技術を持った会社も多く、たくさんの会社が錠剤の検査装置を販売しています。

 画像検査.comを主催する岡部機械工業は古くから画像処理での外観検査にチャレンジしてきました。
また、錠剤検査においては専用の検査装置を常設しており、テストが可能です。

テストが終わると自動化となりますが、弊社は外観検査の自動化のプロとして、テストだけでなく本来のミッションである検査工程の自動化を前後工程も含めご提案が可能です。自動機器&画像処理ノウハウで多くのお客様の自動化・無人化を実現してきました。ご相談いただくと、ノウハウから画像処理での外観検査の出来る出来ないの判断はある程度可能です。また、外観検査の目途が立った後の、自動化に対しても持ち前のノウハウからご提案が可能です。

 「こんなことできる?」、「うちはどうかな?」などまだまだこれからというお客様こそお気軽にご連絡ください。