画像検査エンジニアの技術ブログ

外観検査とは、部品や製品の品質を担保するために、部品や製品の外観を確認する検査です。 傷や汚れなどの外観上の欠陥を確認し、良否判定を行います。一昔前までは、この外観検査を人が行うのが当たり前でした。しかし、この外観検査を人の目で行っているとどうしても見逃してしまうことがあります。

外観検査を自動化する装置ユニット

上記のような、外観検査の見逃し対策のために開発されたのが、画像検査の汎用装置ユニットです。これは、人の目をカメラに置換えることによって外観検査を自動化することを可能にする画像検査システムです。これを導入することで、連続で外観検査を行うことが可能になるので生産性が飛躍的に高まります。また、検査の感度を調整・設定できるので、検査感度の一定化・定量化することができます。

装置ユニットの弱点

しかし、この画像検査の汎用装置ユニットには弱点もあります。それは、カメラのラインナップが少なかったり、画像検査の機能に限りがあることです。それにより、「どうしても装置ユニットが自社の外観検査環境に合わない」といった場合が発生することがあります。実際に、この記事を読んでいただいている方の中にも「画像検査の装置ユニットを検討してみたけど上手くいかなかった」という方はいらっしゃるのではないでしょうか。

画像検査システムをオーダーメイドで開発

上記のような場合に、検討するべきなのが、画像検査のシステムを一から開発するという方法です。勿論、一からオーダーメイドで開発するので初期開発コストがかかったり、開発期間が長い、といったデメリットはあります。しかし、UIやデータ出力情報などを細部までご要望に適応することが可能なので、装置ユニットでは上手くいかなかった場合でも、対応できる場合が多くあります。また、画像検査システムに付随するカメラやレンズ、照明といった光学系やPCなどの装置を柔軟に選択できるため、コストの調節も可能です。こうした画像検査システムを一から開発するという方法で外観検査の見逃しを対策することも可能です。

外観検査の見逃し対策なら画像検査.comにお任せ下さい!

今回は、外観検査の見逃し対策について解説いたしました。

画像検査.comを運営する株式会社岡部機械工業では、「装置ユニット」、及びオーダーメイドで画像検査のシステム構築、両方に対応することが可能です。顧客の工場の状況に応じた最適なシステムを提案・導入いたします。

今後もますます増大する省人化 ニーズに応えるため、「省力化 各種自動機」の設計・製作・制御・据付・立上げまで一貫して行っております。 お客様のニーズに親身に迅速に対応するために、設計段階から最後までワンストップで対応できるような体制を整えております。

このように、画像検査技術だけでなく、組立、検査、出荷梱包ラインなどの自動機全体を設計・製作可能な点が当社の強みです。また、長年の経験からわかったことですが、画像検査がうまくいかない原因の半分は搬送系です。 そして、搬送と画像検査装置の組み合わせの最適化、例えば最適な露光時間に合わせた搬送速度の設定や振動を考慮した搬送との同期は、「設計段階」で盛り込む必要がございます。 画像検査.comでは、画像検査装置を設計する上でも搬送系を含めたトータルの技術相談を構想段階から実施可能です。

さらに、当社では画像検査の様子を動画でご紹介しています。是非ご覧ください。

外観検査・画像検査でお困りごと、お悩み事がある方は、画像検査.comまでお問い合わせください。

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