画像検査分野におけるレンズは、大きく分けて以下の4つに分類されます。。
>>画像検査(外観検査)における カメラ・照明・レンズ選定のポイント
視野角(画角)は45°から60°程度が多い、標準的なレンズです。
焦点距離が撮像センサ(エリアカメラのカメラセンサー)の大きさの対角線程度のものを選定する必要があります。
撮影した画像は外周部に歪みがあることに留意が必要です。
マクロレンズの特徴は、被写界深度(ピントの合う距離)が深い画像を得られやすいという点です。
ワークからレンズまでの距離を短くしたい場合、かつ広い範囲を撮影したい場合に使用します。
計測用途に特化したレンズです。レンズによる歪みのない画像を取得することが可能です。
ただし、ワークディスタンスを変更することで光学倍率を変えることができないため、設置後に
ピントや高さを微調整することが難しい点に注意が必要です。
また、視野角以上の大きさのレンズ鏡筒や前玉が必要となるため、視野角によってはレンズ本体が
非常に大きく、かつ非常に高価な点にも留意が必要です。
なお、マクロレンズや標準レンズでも、工夫やソフトウェアによる補正で、ある程度のレンズ歪みを
無視することが可能です。
100万画素を超えるようなカメラを使用する場合には、このタイプを使うことが望ましいです。
上記の①~③それぞれに高解像度用のものがあります。
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