タイトルのように、多くの検査を一度に実現する検査事例のご紹介です。
ペットボトルは一般的に大量生産品になります。
生産タクトタイムは非常に短いため、それに応じて画像検査に求められるタクトタイムも
非常に短くなることが、画像処理上の大きな課題です。
今回の事例では1分間に800本。1秒あたりに13本以上作られていますが、
そのような難しい外観検査でも低コスト・高パフォーマンスでできる画像検査.comの技術を
ご紹介させていただきます。
・カメラ:キーエンス製×2
・レンズ:キーエンス製(標準レンズ)
・照明:バックライト照明・バー照明
・ライブラリ:キーエンス製
カメラはキーエンス製の物で、特注品でもありません。
タクトタイム実現のためには、カメラではなく設備に対するノウハウが重要となります。
検査項目は下記となります。
・液面検査
・印字検査(賞味期限)
検査対象となるものは液面と文字となり、カメラからの見え方は全く異なるものとなります。
そこで、今回の事例では照明の当て方を工夫することで対応いたしました。
・液面検査
→バックライト照明
・印字検査(賞味期限)
→バー照明
また、1分間に800本のワークを処理するため、設備としてはトップチェーンコンベアを採用しました。
飲料ではおなじみの物ですが、NG品が出た時のために等間隔で搬送する必要があり、それを実現
できるようにトップチェーンコンベアの設計と制御を工夫しました。
画像検査.comではカメラだけでなく、装置に関するノウハウを多く蓄積しております。
また、医療・食品など三品業界における実績は豊富ですので、「こんな製品を検査したい!」と
お考えの際は気軽にお問い合わせ下さい!!
テスト検査のご依頼大歓迎!