光には波長があります。
光の波長の説明は割愛しますが、ハイパースペクトルカメラとは、光を波長ごとに分光して
撮影できるカメラです。
出典:http://www.optronics-media.com/news/20170613/47037/
人の目やカラーカメラでは可視光線を3色(RGB)に分けて光を捉えていますが、
ハイパースペクトルカメラでは特殊な分光器を搭載しているため、波長をより細かくすることができ、
人間の目や普通のカラーカメラでは区別できない違いや、見えない現象を可視化することができます。
ハイパースペクトルカメラでは従来の可視光分析よりもより精査な画像を取得することができます。
どのような場面で使われるのか。例としては下記となります。
食品工場では異物の混入がよく問題となります。
従来のカメラでは防げなかった異物の混入を検知することができます。
食品は劣化してくると色で変化があらわれます。
腐った肉は明らかにわかりますが、まだ使用できる肉も色が変わって見た目が悪くなります。
このような場合、熟練工と言われる人と一般の方では違いが出てきます。
品質を安定化させるにはカメラを用いた自動化を検討してみるのもよいかもしれません。
今回はハイパースペクトルカメラに関して簡単にご紹介しました。
色々な画像処理装置を使用し、多くのお客様の工場の自動化に貢献しております。
ハイパースペクトルカメラを使用しなくてもよい場合が多いかもしれませんが、お客様のご状況に
応じ、適切な提案を実施します。
また、画像処理装置は単体では大きな力を発揮しません。
システムとしてロボットなどと組み合わせることで工場に大きな変化を与えます。
画像処理と自動化システムの組み合わせをお考えの際は是非画像検査.comへご相談ください!!
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