ご貸与いただきました、各ワークに対して、
ワーク:金属製品
処理ダクト:4.5秒/個
測定箇所:頭部、側面、底面
測定項目:傷、汚れ、変色
ワーク種類:7種類(外径 長さ)
が良好にできる方法を検討しております。
撮像環境は下記の通りです。
各箇所に様々な工夫がされており、
頭部の検査部では、3種類の照明(同軸照明、ドーム証明、リング照明)を組み合わせ、死角をこと作ることなく正確にワークの撮影をすることを可能にしております。
側面検査部では、ワークを回転させながら1秒間に21回転連続撮影、高速で画像処理を実施しています。歪みのないテレンセントリックレンズを使用し、将来的な寸法計測が可能です。
底面検査部では、チャックした状態のまま検査を実施します。ワークディスタンスを変更することなく、高さの異なる2箇所の画像検査ができる撮像環境を作っております。
検査結果は、本体表示側面の表示器から確認ができ、詳細な撮影画像まで確認をすることができます。
上位システムとの通信や、データの出力については、柔軟にカスタマイズが可能です。
いかがでしたでしょうか。今回は、金属部品の外観検査の自動化事例をご紹介しました。画像検査.comを運営する岡部機械工業では、このような画像処理検討・開発はもちろん、自動化装置の設計・製造・据付立上げまで一貫して全てお受けできます。 画像検査・自動化でお悩みの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。