導入事例・効果

樹脂製品(キズ)の外観検査における自動化事例

樹脂製品(キズ)の外観検査における自動化事例 1

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業界
製造業
カメラ
エリアスキャンタイプ 画素数:500万画素
レンズ
マクロレンズ(Cマウント)
照明
8分割点灯式リング照明
ライブラリ

撮像条件(表面傷検査)

■視野:8mm

■画素分解能:0.01mm

■撮像条件

・ワークを寝かせた姿勢で真上から撮像します。

・真上から8回実施します。

・1度の撮像で1個のワークを検査します。

・背景色は白色を想定しています。

■その他:フォトメトリックステレオ法を使って撮像します。

フォトメトリックステレオ法

8方向から分割して発光させた画像を合成し加工することで表面の色合いの影響を受けず、傷などの凹凸だけを抽出した画像を生成できます。

テスト処理フロー(フォトメトリック法を用いた検査)

 

傷 検査結果①

撮像した画像に対して検査を行った結果が下図になります。

赤い線が検知した箇所となり、青い線の間がワークとして検知した領域です。

傷 検査結果②

撮像した画像に対して検査を行った結果が下図になります。

①の傷とは違い全体的に欠けたような見た目をしておりますが、欠けにより発生した凹凸をしっかりと捉えることができています。

バリ付着 検査結果①

撮像した画像に対して検査を行った結果が下図になります。

バリにより発生した凹凸をしっかりと捉えております。

良品検査結果

撮像した画像に対して検査を行った結果が下図になります。

表面に大きな凹凸がないため、何も検知しておりません。

 

まとめ

今回、提示いただいたサンプルの画像検査検討の結果、欠点を全て検知することができました。側面の傷については大きなものだと検知できると思いますが、小さな傷や浅い傷の場合、検知できない可能性があります。

しかし、画像検査.comを運営する岡部機械工業では、このような画像処理においても検討・開発はもちろん、自動化装置の設計・製造・据付立上げまで一貫して全てお受けできます。 画像検査・自動化でお悩みの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

テスト検査のご依頼大歓迎!

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