ベアリングは工業には欠かせない部品の一つです。
このため、多くの会社で大量生産されていますが、この製品は品質への要求が非常に高いのが
特徴でした。
傷一つあれば品質への影響から納品先へ大きな迷惑をかけるため、六軸多関節ロボットとカメラに
よる全数検査を実現した事例を今回はご紹介します。
・カメラ:2台
・レンズ:標準レンズ
・照明:リング照明・バー照明
・ライブラリ:キーエンス製
カメラは一般的な工業カメラで、特注品でもありません。
画像検査は外観検査で、あらゆる個所の傷を検出する必要があるため、固定したカメラに色々な
角度からワークを見せられるよう、六軸多関節ロボットを使用しています。
六軸多関節ロボットは動きの自由度が高く、ワークを様々な方向からカメラに見せることが可能です。
また、リング照明を活用することでワークにまんべんなく光を与えて、傷を逃さないように設計しています。
もう一つのカメラではベアリングに印字された文字を検出するためにバー照明を採用しております。
汎用性の高い六軸多関節ロボットを使用することで、自由度が高くコストパフォーマンスの良い
画像検査装置を製作しました。
弊社はカメラだけでなく、装置に関するノウハウを多く蓄積する企業です。
「こんな製品を検査したい!」とお考えの際は気軽にお問い合わせ下さい!!
テスト検査のご依頼大歓迎!