アルミパックは加工がしやすく、保存性能も優れているので医薬品や食料品に使用されていますが、
外観検査をカメラで行うことは大変困難です。
理由としては、色々なプリントが施されている上、袋が変形しやすいため、画像処理上では
ノイズになります。
このような、難しい外観検査でも低コスト・高パフォーマンスでできる「画像検査.com」独自の
技術をご紹介させていただきます。
アルミパックの外観検査における変形では、小分けするための切断時に起こる変形があります。
この場合は、ごく普通の画像処理でも解決可能です。
しかし、
①溶着材の過不足で接着箇所に凹凸ができる変形
②内容物の偏りでアルミパック表面に凹凸ができる変形
は、立体的になるため非常に難しいもので、従来の外観検査方法では検知できない場合が多いです。
そこで、多くのメーカーが難しい外観検査を解決するための照明を提供しています。
例えば、この場合は分割リング照明を使用し、凹凸をはっきり際立たせています。
ただ、カメラで撮像する、キズや凹凸を際立たせるだけでは“外観検査システム”は成立しません。
どれぐらいの変形ならNGとするか、それを判断するライブラリやインターフェイスを構築する
必要があります。
照明と同じように色々なメーカーが画像処理システムを提供していますが、それは汎用的であり
その装置の検査に必要でないものも含まれるため、高コストです。
一般的なイメージと逆かもしれませんが、照明やカメラが世の中であふれる中、差別化として
画像処理システムが競争優位となっており、そのため価格を高く設定できるといった背景が
あるようです。
一方「画像検査.com」では画像処理システムを独自で作成することもでき、特殊検査においては、
汎用的な画像処理システムでは不可能な画像検査を実現可能です。
カスタマイズ設計することも可能なため不要な機能はなく、お客様のご要望をかなえる高生産性な
インターフェースも構築することが可能です。
汎用品とカスタマイズ品のどちらが良いか、弊社から適宜ベストなご提案をすることができます。
「こんな製品を画像検査したい!」とお考えの際は気軽にお問い合わせ下さい!!
テスト検査のご依頼大歓迎!